心因性頻尿になった話(2)-市販薬、泌尿器科、心療内科-
心因性頻尿になった話(1)-自律神経の乱れ、そして発症- の続きです。
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病院に行く前にとりあえず市販の薬も試してみよう!と思い、その日の休憩時間に薬局で初めてレディーガードコーワを購入しました。
ネットで色々と調べてクチコミや自分の症状に合うのはこれだなと思い。気休め程度かもしれないけど。と。
泌尿器系の薬をその日初めて薬局コーナーで観ましたが色々あるんですね。なかでもレディーガードコーワは高かった。
でもとにかく切羽詰まっていたので購入し、即服用しました。
【第(2)類医薬品】レディガードコーワ(セルフメディケーション税制対象)(20錠)【レディガード】 価格:2,176円 |
休憩後も症状は改善されることはなく、休憩から退勤までの時間で1時間に1度お手洗いに行っていました。
1度の服用で効くわけないか、と思いながら退勤後に病院へ向かいました。
病院まで30分強かかるけど、その間も大丈夫かなと不安に思いながら移動していました。
結局、ぎりぎり病院の営業時間に間に合わず、その日は診察が出来ませんでした。
必要なものがあったので買い物をして帰ろうとスーパーに寄った帰り道、ふと気が付くと退勤してから尿意を感じていない。数時間経ったのに。
今日の勤務中は何だったんだろうと思いながら、帰路につきました。
ほぼ確信していたことが確実に自分は心因性(神経性)頻尿だ、ということ。
そして↓の通り、その時の環境や状況で症状が変わってるなというのは、自分でも気づいていました。
勤務中
・何度もお手洗いに立つと周りの目が気になる
・正直なところ仕事に飽きていて集中力皆無&マンネリ=集中していない
退勤後
・一人行動なのでお手洗いに行こうが誰の目も気にならない
・必要なものを考えながらお買い物=集中している
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内心、心からきている問題だから菌を殺したって意味ないだろうなと思いながら服薬していました。
病院のあとは友人とお出かけをしていたのですが、やはり集中できずお手洗いに向かうことが多かったです。
ただ、「膀胱炎になっちゃったんだ~」と笑いながらお手洗いが近いことをアピールして笑いながらその場を過ごしていました。
こういうの大事です。(笑)
伝えることによって少し気持ちが楽になるから!
気の置ける友人だからこそ、こうやって言えるんですけどね。
翌日に心療内科へ。
その日はあまり尿意に意識が向くことはありませんでしたし、尿意を感じることも格段に減りました。
そこで処方されたのがセルトラリンでした。
それから眠くなることがあるから気を付けてということでした。
2週間様子を見てまた来てくださいと言われ、その日の夜から服用を始めました。
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翌日の仕事は、何の薬が効いたのかわかりませんが普段通りのお仕事をこなすことが出来ました。
しかし、水分を補給することが怖かったので、「いつもより少なめに、喉の渇きが強くなったら少しずつ飲む」という風にしていました。
1週間も経たないくらいで、自分の中で大丈夫だという自信がついてきたのでセルトラリンの服用は辞めました。
これを服用していて感じたことはとてもリラックスした状態になること。
それまでは意識的に背筋を良くして座っていたのですが、気づいたら背もたれに腰かけた状態になっていたんです。
それから、ドキドキや緊張感を感じたりすることもなくなっていました。
「効いているな」というのが実感できたと同時に、「依存してしまったらどうしよう」と少し抵抗感があったので、もしもまた再発したらその時に飲もうと思い、辞めました。
2週間後にきてくださいと言われていたのですが、通院するのも徐々に自分を弱くしてしまいそうな気がしたことと、根拠のない自信があってキャンセルをしました。
なので結局一度の診療で心療内科は終わりました。
(私は結果的に行かなくても大丈夫でしたが、お医者さんの言うとおりに服用したり通ったりした方がいいと思います。)
その次の週末は泌尿器科へ採血と検尿の結果のため2度目の来院でした。
尿からは膀胱炎の方から出る菌が検出されず、採血結果についても問題ありませんでした。
先生的には鉄分が少ないと見込んでいたらしいのですが、基準値だったため「どういうことだろう」と頭を抱えていました。
ただもうその時の私は「治りました、問題ありません」と潔く伝えたので、じゃあ良かったねという感じで終わりました。(笑)
ここの泌尿器科を選んでよかったと思ったのが先生がとても丁寧。
薬で治すというよりは、生活習慣を改めようということを具体的な内容で説明してくれるんです。
その日も診察は終わったのですが、これから管理栄養士の先生がくるから相談してみたら?と仰ってくれたので、せっかくなのでお願いしました。
採血結果を見ながら私に足りてない栄養素を細かく時間をかけて教えてくれました。
病院と言ったら症状に合わせたお薬を処方するだけのイメージでしたが、体内からアプローチしていかないと根本的には変わらないんだということを改めて実感したし、病院のイメージを覆してくれました。
そこで教わったことについてはこちらの記事で書いています^^
(つづく)